形見分けの品物はあまりに高価なものでなければなんでも構いません。
具体的には、故人の着物や衣服、鞄、時計や文具、家具、宝石、喫煙具など
何処にでもありそうなものが大半になります。
そのため、品物のリストなどを作っておくと、トラブル防止につながるでしょう。
そして、遺品は故人の財産に当たるので、原則として形見分けは「相続」に当たります。
ここで問題になるのが、相続の単純承認事由に当たるのかという点です。
相続の単純承認事由とは、故人の財産を相続することを認めたとされる行為のことです。
相続というのはプラス（財産）もマイナス（借金）もすべて引き継ぐ手続きですので、故人が大きな借金を抱えていた場合などは、相続しないほうが良い場合もあります。そのため、「相続の単純承認事由」に当たる行為については、気を付けなければいけません。

ただ幸いなことに、「形見分け」については、原則として「相続の単純承認事由に該当しない」とされています。

しかし、形見分けされる品物がそれほどの価値を持っていないことを前提とした判断ですので、もし高額な品物を形見分けした場合は、「相続の単純承認事由に該当する」という判断がなされる場合があります。

ということから、ここでご紹介したことに注意して形見分けをすれば、トラブルをさけることができるでしょう。
皆様が故人様の意を汲んで想いを継いでいただけますように。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌

形見分け、遺品整理ともに、四十九日法要の後に行うのが一般的です。
この法要の後に故人様は成仏し、仏様のもとへ向かわれるとされており、この日にお見送りの一環として形見分けを行ういみがあるのです。
そして、形見分けのマナーですが、本来は親から子へ、上司から部下へと贈られるものなので、目上の人に贈ることは失礼とされています。
ですが、目上の人から形見分けの要望があれば失礼に当たりませんので問題ありません。

形見分けとは遺品整理の一環です。
故人の大切にしていた所有物の中で思い出深いものを親族や友人などに贈る習慣です。
ですが、形見分けは相続とは違い、故人の意向が残されていない事が多く、トラブルにつながることもしばしば。
そこで、今回から三回に渡って形見分けのトラブル防止策をお話しいたします！

今回ご依頼頂きましたのは、
豊中市でお１人暮らしをされておられるご高齢のお客様で、
生前整理も兼てお引越しのご依頼です。

毎日5階まで階段で上り下りされるという過酷な日々。
2階のお部屋にお引越しをされるとの事で、大変喜ばれておりました。

ダンボールへの荷造り、荷ほどきのお手伝いも併せてご依頼いただきました。
お１人暮らしでは物量がまぁまぁ多く、お１人での荷造りは大変だなと思うレベル！

スタッフ５人で荷造りからお運びまで４時間程かけて無事終了できました◎

お昼ご飯まで用意していただけるご配慮頂き嬉しかったです^^♪


Before　→　afterをご覧ください◎（画像は一部です）

●オプション作業
梱包＆開梱
エアコン脱着
風呂釜移設
不用品回収

●3T車相当
●料金：¥250000（税込）

故人が残したインターネット上などに残したデータをデジタル遺品と呼びます。
つい最近までは聞かなかった言葉ですが、最近ではデジタル遺品の取り扱いについてトラブルになる方が増えてきています。

目に見える遺品は生前から皆さん意識されていますが、パソコンやスマートフォンの写真やSNSのデータなどはめに見えるものではないので逝去された後にようやく気付くことが多いのです。

また、ネット銀行やネット証券などは特にトラブルになりやすく、ネット銀行の口座などは相続を終えた後に遺産を巡る争いに発展する可能性もあります。
できる限り生前に整理をされているのがベストですが、急に逝去された場合などは専門の業者や当社にご相談くださいませ。